アレルギー体質の方が増えているようです。
知らずに食べると重篤な症状を起こす場合もあると聞いております。
食品に関しては企業秘密は通りません。
自らの身体に入るものですから、何が使われているのか、公表する義務があります。
たとえそれが自分の店に不利だろうと、です。
蕎麦アレルギーが、食品アレルギーの中で、もっとも重篤な症状を引き起こすことがあるそうです。
そういう方はもちろん、蕎麦を召し上がってはいけません。
角丸の蕎麦は、名古屋標準と比べて、蕎麦粉の割合が高いので、なおのことご遠慮願います。
症状の軽い方は、うどん・きしめんなどは大丈夫と思いますが、
症状の重い方は以下のことにご注意ください。
麺を打つ際には、打ち粉を使用します。
うどん・きしめん・煮込みの場合、最初は共粉と言って、麺を作るのに使用したのと同じ小麦粉を使って、
仕上げ段階で「花粉(はなこ)」と呼ばれる打ち粉を使用します。
蕎麦を打つ場合は最初から最後まで打ち粉は花粉を使います。
これは基本的に全国共通です。
この「花粉」の正体は、蕎麦の実の中心部分にあるでんぷん質の粉です。
うどん・きしめんの場合、ほとんどは釜茹でした際に釜の中へ落ちてしまいますが、
ごく微量は麺の一部になるものなので、注意が必要です。
特に煮込みは生麺をそのまま土鍋へ入れますので、打ち粉はおつゆにそのまま残ります。
それが独特のとろみになります。
重い蕎麦アレルギーの方はご注意ください。
「花粉」以外に、打ち粉として米粉や片栗粉やコーンスターチなどを用いる店もありますが、
麺のことを考えると花粉に勝るものはありません。
ほとんどの場合、安いからという理由で使っている場合が多いようです。
打ち粉一つでも大きく味が変わりますので、角丸では高品質な花粉を使用します。
蕎麦アレルギーに関して、詳しくはこちらのリンクをご覧ください。
実際の蕎麦アレルギーの方のページです。
http://homepage3.nifty.com/takumi_k/allergy.htm
その他にアレルギー体質の方、店で聞いていただいても結構ですし、メールでも結構です。
心配な方はご質問ください。