よくいただくご質問とその答えを、公開します。
この他にもご不明な点がございましたら、メールでご質問ください。
早急にお返事を差し上げます。
A.必要ありません。また、基本的にお受けできません。
お待ちのお客様もいらっしゃいますので、基本的に予約は受け付けておりません。
例外として、11時30分以前か、14時以降のみお聞きしております。
(逆にその時間帯は、大人数の場合以外は、予約なしで座っていただけます。)
平日の12時から13時ごろは、ピークです。冬場ですと、長い行列ができることもございます。
込み合う時間には、ご相席をお願いしております。
お待ちのお客様にもご注文をお聞きして、お席につかれたらなるべく早くお出しできるようにしております。
ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いいたします。
A.麺が違います。
みそ煮込みには、塩をいれずに打ったみそ煮込み専用の麺を、直接土鍋に入れて煮込んでいきます。
みそ鍋焼は、塩水で打った普通のおうどんを、釜でゆでて、水で締めたものを土鍋に入れます。
おだしは同じですが、みそ煮込みの麺には打ち粉もそのままついていますので、
独特のとろみもつきますし、味もまったく違うものになります。
「みそ煮込みをきしめんで」とおっしゃるお客さんがいらっしゃいますが、
厳密には麺をきしめんにすると、みそ鍋焼のきしめん台、ということになります。
これはみそ煮込みを食べたことにも、きしめんを食べたことにもならないと私は考えるので、お勧めしません。
角丸の名物はみそ煮込みですので、初めていらっしゃったお客様は、みそ煮込みをお召しになるよう、お勧めいたします。
なお、店によっては、みそ鍋焼とみそ煮込みを区別せず、みそ煮込みと称して鍋焼を出す店もあります。
A.そば台とは、例えば天ぷらうどんの麺をおそばに換えること。
きしめんも然りです。
だから、ほとんどのメニューが、おそばやきしめんでも味わっていただけます。
なぜ、「台」と言うか。
具を乗せたメニューを、我々は種物といいますが、
具を上に乗せるための、言わば土台として、麺をとらえた言い方です。
きしめんは今のように、揚げとかまぼこと菜っ葉を乗せ、花鰹を振り掛けるものです。
角丸でも昔からそうです。
でも、うどんやかけそばは、本来何も乗せない物でした。
あまりにも寂しいということで、二代目がうどんやかけそばも、きしめんに準じた具をのせるようになりましたが、
本来は、きしめんのように具をのせたうどんは、「うどんきし」と、おそばなら「そばきし」という言い方がありました。
今でもそういうお店もあると思いますし、年配の方はそういうご注文をいただきます。
知らない人が聞いたら、「うどんきし」なんて、びっくりしますよね。
A.まず、大原則として、お好みのものを召し上がるのが一番です。
その上で申しますと…
基本となるのが、梅(玉子・かしわ入り)です。ベーシックはこれです。
これに限らず、玉子を入れると味噌がマイルドになります。
黄身を溶いて食べるのはもちろん、入れるだけでマイルドになりますので、
みそ煮込みビギナーの方は、玉子をいれることをお勧めします。
他の具材はお好みです。
冬でしたら、牡蠣をいれるのがお勧めです。
基本的にみそ煮込みはシンフォニーです。
具材を多く入れると、そのぶんだしが出て、深みが出ます。
しかし、シンプルなみそ煮込みには、シンプルゆえの味があります。
味噌の味もストレートに感じ、角丸自慢のおだしの味もいちばん楽しめます。
みそ煮込み上級者の楽しみ方ではないでしょうか。
A.別ページにまとめてありますので、そちらをご覧ください。
A.別ページにまとめてありますので、そちらをご覧ください。
A.最近、店の横で「かまぼこの板」をきれいに洗ったものを干しています。
かなりの数の板がごみとなっていて、再利用する方法を探っていたところ、
名古屋養護学校高等部様より、生徒さんの作業実習の材料にいただきたいという
お話をいただいて、寄贈(と言うのも大げさですが)しているというわけです。
障害のため、重いものを持つことが難しく、
可動域の限られた生徒さんにとって、かまぼこ板の大きさ、重さが最適なのだそうです。
先日、丁寧なお礼状をいただき、作業風景と作品の写真も同封してありましたので、
興味のある方はクリックしてやってください。
なお、この試みは、一部の有志のうどん屋にて行われていましたが、
東麺青年会が主導して行うことになりました。
2006年現在、名古屋養護学校さんからのリクエストがなくなってしまい、
名古屋第一幼稚園で、園児の木工に一役買っています。
A.ございます。
みそ煮込は二食入り400円程度で、
ころきしめんは二食入り370円程度です。お店や時期により、販売価格は異なります。
みそ煮込は年中、ころきしめんは春から秋までの販売です。
平成16年2月現在、東海地方(愛知岐阜三重静岡)では、
ユニー・アピタさん、ヤマナカさん、サークルKさん、ユーストアさん、トヨタ生協さん、Aコープさん(順不同)などで、
お取り扱いいただいております。
関西方面では、なんばパークス「浪花麺だらけ」にてお求めいただけます。
関東方面では、生協さん関係でお求めいただけます。
長野では、スーパーつるやさんでもお求めいただけます。
その他、「一日一麺すぎのき亭」でもお求めいただけます。
お近くに販売店のない方は、ネットでお求め下さい。
3個入りギフトセット
10個入り徳用ダンボール
リニューアルを繰り返し、自信のある出来映えに仕上がりました。
名古屋名物として、お土産やご家庭用にお試しください。
ちなみに題字は、三代目の母寿美子によるものです。
平成21年10月より、店内でも販売を始めました。
こちらはスーパー販売品と違い、常温保存が可能です。
4食入り、1,260円にて販売いたしております。
A.別ページにまとめてありますので、そちらをご覧ください。
A.全然関係ありません。お間違えないよう、お願いいたします。
もともとウチは、祖父が暖簾わけで角丸の名前をもらったそうですが、
祖父の修行先の角丸は、かなり前になくなりました。
当時は角丸という店は多く、「角丸会」という会があったそうです。
ウチから北に数百メートル上がった外堀通りにも角丸がありました。
(私三代目が小さいころお使いに行った記憶があります)
他にも国道41号沿いにもあったそうです。
今、近くでは東桜に「角○」という店があります。
麺類組合では一緒で、お付き合いはありますが、経営的に何のつながりもありません。
(角○さんは角丸会にも入っていらっしゃらなくて、別系統だそうです)
守山にもあるそうですね。
いろいろな「かどまる」をはしごしてみるのも面白いかもしれませんね。
ちなみに、ウチももともとは「角○」でした。
戦後、麺類店の売上の大半が出前だったころ、
ウチも他の近所の角○も、出前をかなりやっていて、
あちこちに、角○と書かれた出前箱が入り乱れて、回収が大変だったため、
親父(二代目)が区別のために角丸という字に変えたのです。
これはかなりレアな話ですけど…。
A.手打研究会HPに、「うどんQ&A」というページがありますが、
私が思うに、若干説明不足のものがあるように思われます。
以下に私の考えを補足します。
@ほうとうもきしめんと似た形をしていますが、食感といい、食べた感じは全く別物に思えます。
この違いはどこから来ているのでしょうか?
きしめんを含めた名古屋うどんの特徴として、麺が固いという特徴があります。これは、塩水の濃度の高さが影響しています。
この答えは的確ではありません。
きしめんとほうとうの一番の違いは、塩の有無です。
きしめんやうどんは食塩水で打ちます。対して、ほうとうや煮込みなど、
生麺を直接鍋で煮る料理では、真水で麺を打ちます。
形状はよく似ていても、まったくの別物なので、食感も違います。
また、名古屋うどんは塩度が高く、作業中は他地域のうどんに比べて
固く締まっていますが、茹で上がりが固いということはないと思います。
C味噌煮込みうどんのうどんは普段食べるうどんよりも固い気がしました。
何か理由があるのでしょうか?
うどんを煮込む時間が三〜四分ほどでよいため、完全に煮上がっているとはいえず、生煮えのような固い食感となります。
これは間違いではありませんが、
みそ煮込イコール固い、という図式は必ずしも一般のものではありません。
一部店舗では非常に固い麺を使いますが、角丸はそうではありません。
では答えにそって、煮込む時間を長くすると柔らかくなるかというと、
煮崩れてどろどろになってきます。
塩が入っているから、うどんは所謂茹った状態になります。
塩が湯に溶け出し、代わりに湯が麺に入るため、茹るのですが、
蕎麦を長時間煮ても美味しく無いように、煮込みも長時間煮るのは感心しません。
柔らかく作る秘訣は打つ段階にあります。
D味噌煮込みうどんの味噌は名古屋の赤味噌でなくてはいけないのでしょうか?
味噌煮込みうどんの煮込み汁の基本は八丁味噌なのです。
なぜ八丁味噌に代表される赤い豆味噌を使うかというと、
加熱に強いからです。
みそ煮込は、先に味噌をといた出し汁で、麺を煮込んでいきます。
白味噌でこれを行うと、味噌が変質してしまいます。
味噌汁は煮たててはいけない、と言いますよね?
赤味噌は加熱に強く、煮たたしても香りがとびにくいのが特徴です。
そういう意味で、赤味噌を使ったほうが、美味しくいただけると思います。
以上、補足致します。